「テンプレート:Cite book/doc」の版間の差分

2018年5月9日 (水) 17:51時点における版

Cite bookは、書籍の出典情報の記載を支援するためのテンプレートです。また著者姓-発行年方式で略記された出典注（脚注）に対応するアンカーを生成して、同一記事内のidが一致する出典注（脚注）からの内部リンクを可能にする機能があります。Wikipediaの同名のテンプレートとの互換性のために作成したものですが、Yourpediaでの使用は推奨しません。

使い方

例えば、2015年にKADOKAWAから刊行された東野圭吾（著）『ラプラスの魔女』（角川文庫、ISBN 978-4041029893）の出典を記す場合、

{{Cite book|last=東野|year=2015|first=圭吾|title=ラプラスの魔女|series=角川文庫|id=ISBN 978-4041029893}}

と入力すると、

東野    (2015) 東野圭吾               [ ラプラスの魔女 ]       角川文庫         2015  ISBN 978-4041029893        

と出力されます。

特徴

• 引数「last（またはauthor）」と「year（またはdate）」は、アンカーを作成するのに使用します。指定しないと空の( )が表示され、また内部リンクの標的は作成されません。
• 引数「ref」はありません。常に著者姓・発行年方式でアンカーを作成します。
• アンカーの作成と冒頭の出力表示では「author」よりも「last」、「date」よりも「year」が優先され、詳細の出力表示では「last」よりも「author」、「year」よりも「date」が優先されます。「last」と「author」、「year」と「date」を両方とも指定することにより、出力表示を分けることができます。
• 引数「authorlink」はありませんので、著者名から記事へのリンクを生成したい場合は、引数「author」に直接[[ ]]を付してください。その際、[[ ]]を付さずにアンカーを作成するためには、別途、引数「last」を[[ ]]を使わずに記してください。
• 冒頭の引数「year（またはdate）」には( )が付され、また引数「title」は、引数「url」を指定して外部リンクを設定しない限りで、[ ]で囲われます。その他に、括弧や句読点、「第-巻」「-年-月-日」など、スタイルに関する自動補完機能は何もありません。句点を付したいときは引数「postscript」で指定できますが、ベタ書きするのと変わりありません。
• 書籍・雑誌等の識別番号として、引数「asin」「isbn」「doi」「issn」「naid」などがありますが、外部リンク作成機能はありませんので、外部リンクを作成したいときは、ISBNや{{asin}}、{{doi}}、{{issn}}、{{naid}}などのテンプレートを使用して入力指定してください。

開発の意図

条件文を使わないという制約下で、WikipediaのCiteテンプレートと互換性を持つように作成しました。

WikipediaのCiteテンプレートには、著者姓・発行年方式のアンカー作成機能のほかに、テンプレートに入力された書誌情報を集計可能にする機能があります。しかしこの（Yourpediaの）テンプレートには集計機能はありません。集計機能を実装しない場合、アンカーの作成に必要な著者姓・発行年以外の書誌情報をテンプレートに入力する意味はあまりないと思います。だからこのテンプレートの使用は特に推奨しません。アンカーを作成したいときは、{{Aya}}を使用し、あとの書誌情報はお好きなスタイルで書くことをお勧めします。

引数一覧

アンカー・()の前の出力表示・()の後の出力表示に含まれる引数

• 入力省略時の既定値はありません。

()の後の出力表示のみに含まれ、アンカー・()前の出力表示に含まれない引数

• 入力省略時の既定値はありません。

関連テンプレート

• {{Cite journal}}、{{Cite web}}、{{Cite news}}、{{Citation}} - Wikipedia互換用テンプレート
• {{Aya}} - 書誌情報に著者姓-発行年方式のアンカーを付すためのテンプレート
• {{Harv}}、{{Sfn}}、{{Harvtxt}}、{{Harvtxt}} - 著者姓-発行年方式で出典注（脚注）を記すためのテンプレート