布佐駅
布佐駅(ふさえき)は、千葉県我孫子市布佐にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)の駅である。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、1993年(平成5年)4月に完成した3階建ての橋上駅舎を有する。
1階に我孫子市布佐行政サービスセンター、2階には布佐ステーションホール(どちらも東口側)が併設されており、改札口は3階である。出口は東口と南口があり、どちらも駅前広場とを結ぶエスカレーター・エレベーターが設置されている。駅舎自体が自由通路の役割も果たしており、終電後も東口と南口を自由に行き来することができる。ただし改札内はシャッターが下りるため入れない。トイレ(水洗、車椅子非対応)は改札口外に設置されている。
改札横にKIOSK(JR東日本リテールネット)がある。ホーム上にエレベーターが設置されている。2004年(平成16年)から2006年(平成18年)にかけて相次いでバリアフリー工事(エレベーター・エスカレーター設置)が行われ、車椅子でも利用できるようになった。また、東口駅前広場から1番線ホーム、南口駅前広場から2番線ホームへ直接行ける車椅子対応のスロープが設置されているが、こちらを利用する際は同伴者が駅員に申し出なければならない。なお、一部駅員のいない時間帯がある。
湖北駅管理の業務委託駅で、JR千葉鉄道サービスが業務を受託している。自動改札機・自動精算機・自動券売機・乗車駅証明書発行機が設置されている。かつては有人のみどりの窓口があったが、「もしもし券売機Kaeruくん」設置に伴い、2006年(平成18年)3月31日をもって廃止された。その「もしもし券売機Kaeruくん」も、2012年(平成24年)2月27日をもって廃止された。
のりば[編集]
| 1 | ■成田線(下り) | 成田方面 | 
| 2 | ■成田線(上り) | 我孫子・上野方面 | 
発車メロディ[編集]
| 1 | 「cappuccino」 | 
| 2 | 「朝の静けさ」 | 
- 成田線(我孫子支線)では唯一接近放送が導入されている。
 
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗車人員は3,545人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
| 年度 | 一日平均 乗車人員  | 
|---|---|
| 1990年 | 7,760 | 
| 1991年 | 8,016 | 
| 1992年 | 8,114 | 
| 1993年 | 8,126 | 
| 1994年 | 8,053 | 
| 1995年 | 7,992 | 
| 1996年 | 7,859 | 
| 1997年 | 7,447 | 
| 1998年 | 7,203 | 
| 1999年 | 6,892 | 
| 2000年 | 6,552 | 
| 2001年 | 6,194 | 
| 2002年 | 5,710 | 
| 2003年 | 5,341 | 
| 2004年 | 4,974 | 
| 2005年 | 4,674 | 
| 2006年 | 4,451 | 
| 2007年 | 4,310 | 
| 2008年 | 4,134 | 
| 2009年 | 3,926 | 
| 2010年 | 3,669 | 
| 2011年 | 3,679 | 
| 2012年 | 3,545 | 
駅周辺[編集]
東口[編集]
-  駅前広場
- レッツパーキング布佐駅前
 - 我孫子市布佐行政サービスセンター
 - 布佐ステーションホール
 
 - 我孫子市消防本部 東消防署
 - 布佐宝保育園
 - 私立わだ幼稚園
 - 竹内神社
 - 我孫子市立布佐小学校
 - 我孫子市立布佐中学校
 - 宮ノ森公園
 - 利根川ゆうゆう公園
 - 利根川
 - 布佐河岸・網代場跡
 -  岡田武松邸跡
- 近隣センターふさの風
 
 
- ナリタヤ食彩館 布佐店
 - タカヨシ 布佐店
 - セブン-イレブン 我孫子布佐店
 - 明光義塾 布佐駅前教室
 - 布佐郵便局
 - 京葉銀行 布佐支店
 - 水戸信用金庫 布佐支店
 - 国道356号(利根水郷ライン)
 - 県道4号千葉竜ヶ崎線
 - 県道170号我孫子利根線(利根水郷ライン)
 - 県道197号布佐停車場線
 - 栄橋
 -  茨城県北相馬郡利根町
- 利根町役場
 - 利根町立布川小学校
 - 日本ウェルネススポーツ大学
 - 柳田國男記念公苑
 
 
南口[編集]
- 駅前広場
 - 布佐平和台駅前マンションウィング
 - 介護付有料老人ホーム平和の里あびこ
 -  布佐平和台分譲地
- 我孫子平和台郵便局
 - 布佐南近隣センター
 - 我孫子市立布佐南小学校
 
 
- 特別介護老人ホームアコモード
 - 布佐市民の森
 - 相島の森
 - 相島芸術文化村
 - 我孫子市民図書館布佐分館
 - 千葉県立我孫子東高等学校
 - 国道356号(我孫子バイパス)
 - 手賀沼終末処理場
 
バス路線[編集]
布佐平和台・我孫子市街地方面、茨城県利根町方面、印西市・栄町方面への路線バスが発着する。
東口
-  大利根交通自動車
- 利根ニュータウン東行き
 - しらさぎ団地行き
 - 早井行き
 
 
-  印西市ふれあいバス(布佐ルート)
- 市役所(印西市役所)行き
 - 千葉ニュータウン中央駅北口行き
 
 
-  送迎バス
- いんざい自動車学校
 - メディカルプラザ平和台病院
 - 印西病院
 
 
- 2006年9月から2008年10月までニュー東豊が、我孫子駅→栄町竜角寺台四丁目行の深夜バスを運行していた。
 
南口
-  送迎バス
- 我孫子自動車教習所
 - いんざい自動車学校
 - 印西中央自動車学校(停留所:平和の里あびこ前)
 - メディカルプラザ平和台病院
 - 印西病院
 
 
歴史[編集]
- 1901年(明治34年)4月1日 - 成田鉄道(初代)成田駅 - 我孫子駅間全通に伴い開業。旅客・貨物取扱い。
 - 1920年(大正9年)9月1日 - 成田鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる。
 - 1962年(昭和37年)10月1日 - 貨物扱い廃止。
 - 1970年(昭和45年)12月 - 駅舎を改築する。(木造平屋)
 - 1973年(昭和48年)9月28日 - 成田線 成田駅 - 我孫子駅間が電化される。
 - 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
 - 1993年(平成5年)4月12日 - 橋上駅舎が完成する。
 - 1995年(平成7年)7月25日 - 自動改札機が導入される。
 - 1997年(平成9年)2月 - 湖北駅の被管理駅となる。
 - 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
 - 2005年(平成17年)4月10日 - 南口にエスカレーター・エレベーターが設置される。
 - 2005年(平成17年)11月15日 - 自動放送・発車メロディーが変更される。
 - 2006年(平成18年)3月31日 - 東口にエスカレーター・エレベーターが設置される。
 - 2006年(平成18年)4月1日 - 有人のみどりの窓口を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
 - 2006年(平成18年)12月25日 - 改札内にエレベーターが設置される。
 - 2007年(平成19年)4月1日 - 業務委託化[1]。
 - 2012年(平成24年)2月27日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」が廃止。